Gig AntiqueS
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『Gig-Antiques 』
古代、音響は武器であり、音響は魔力をうちに秘めたものであった。
二〇世紀後半、音の力を再発見した一群の若者達がエレキを手に立ち上がった。
彼等はビートを打ち鳴らし世界中の少年少女の胸に真の愛をもたらし覚醒をうながした。
リズムに呼応した者達は連帯し、独裁者を追放し、自殺、自滅へと誘う悪魔と対峙したのだった。
そして……、 いままた闘いの時節がめぐってきた。
骨董品としてしまいこまれた音楽たち、その魔力を私たちは必要としているのだ。
少年少女、新しい時代を戦う子供たち、彼等に残酷な未来を生きぬくための武器を渡すこと、私たちのビートを手渡し、戦闘の継続に力を尽くすこと。
それがギガンティックスの存在理由。
モモヨ
『幻化戦線(げんけせんせん) 』
げん-け 「幻化」(仏教語・名詞)
万物はすべて幻のように変化するもので無常な、はかないものであるということ。
幻、仮象を意味する語でありながら、上記の意味より転じて、現実、現象そのものを指す語でもある。
これは手元にある古語辞典の解説をさらに解りやすくしたものだ。
現実、此の世を夢幻のごときものと眺めるのが、東洋哲学に共通する世界観であり、それを象徴する語がこの【幻化】なのだ。
この世を夢幻と心底認めれば、人は、法を軽んずる世界破壊者、殺人者、自殺者へと堕落するしかなくなる、というのが西洋の思惟である。
西洋の哲学者、論理学者等は東洋思想を悪魔の思想として弾劾する。
その論拠ともいえるヴィジョンだ。
しかし、当然ながら、東洋の思惟は世界破壊者へと人を誘わない。
無常を観ずる彼方にあるのは空漠たる砂漠ではなく花盛りの森である。
色即是空、目の前の現実は全て虚無である、という認識の彼方には、空即是色、その空無が全てありありと存在する実在、実存の認識である。
幻化を虚無として認識させようとする力と、幻化、虚無を実存へ転じようとする勢力が現実の裏側で戦いつづけている。
その場所をさして私は幻化戦線と名づけた。
虚無の壁を突き抜け、現実、実存の光あふれた場所へと至れば、彼岸は此岸であり、せつなは永遠、[そこ]は[ここ]となる。
さあ、彼方へと突き抜けよう。
モモヨ
紅蜥蜴団・池袋再開発分室
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